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「今年も出荷頑張るぞ!」児童ら栽培始まる

生産者に教わりながら苗を植え付ける児童

 

久米南キュウリ部会では、5月中旬、久米南町立弓削小学校で3・4年生の児童9人に植え付けの指導を行いました。地元の特産を知ってもらおうと、17年前から続く取り組み。校庭の花壇を利用して畝を作り、児童が列になって生産者に教わりながら21本を植えつけました。

子どもたちが収穫したキュウリはJAの選果場へ出荷。生産者のキュウリと一緒にスーパーに並び食卓へ届きます。昨年は高温で育てにくい環境だったが、目標を30本上回る1030本を収穫。うち秀品の300本を選果場へ出荷したほか、町の施設で販売も体験。今年度は500本の出荷を目標に、6月末からの出荷スタートに向け、水やりや誘引などを手がけていきます。畑は生産者が交代で定期的に巡回して見守ります。

4年生の稲森咲日さんは「昨年わからなかったことを調べて、初めて作る3年生に教えながらもっといいキュウリを作りたい。町の自慢のキュウリを栽培する体験ができて嬉しい。特産をもっとたくさんの人に知ってほしい」と意気込みます。

同地区は県内最大のキュウリ産地で、長年続く食農教育や担い手対策などが評価され日本農業賞団体の部で優秀賞を受賞。杉山美明副部会長は「今年も素晴らしい笑顔で体験してくれた。町の特産を栽培することで楽しさ、難しさを学び、将来部会の仲間として迎えられたら嬉しい」と話します。7月には生産者のほ場を訪れ、生産現場の見学と収穫を体験する予定です。

 

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