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新たな担い手育成へ 花の農業塾開講

西部基幹アグリセンターは、地域農業の新たな担い手育成を目的に、花に特化した農業塾を開いています。同JA管内直売所の販売品目で切花類は人気があり、特にお盆の時期にはコギクなどの需要が高まることから、消費者ニーズに応える人材育成を目指しています。露地栽培を中心に手軽に始める花づくりを通して生産者を増やす取り組みです。
受講者はJA営農指導員の指導のもと同JA本店の敷地内で、年間を通して14回のカリキュラムで栽培の基礎知識と技術を習得します。
4月下旬の初回講座には50代~70代の10人が参加。実習では協力してコギクの植え付けを行い、座学では品種ごとの特長や栽培における注意点について学びました。また、シャクヤクの収穫と摘蕾についても説明を聞きました。
受講者は「花が好きなので受講が楽しみ」「仲間づくりにもなる」「直売所への出荷を目指し、病害虫対策などもしっかり学びたい」と意欲的に話し、営農指導員へ活発に質問していました。
JA担当者は「栽培経験のある人は栽培量の増加や品質向上につなげてほしい。初めての人は消費者の笑顔を見てやりがいを感じてほしい。出荷を一つの目標にして取り組んでほしい」と期待を込めました。