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高校生が特産ショウガ収穫/津山生姜部会

掘り取ったショウガの茎を切る生徒ら
岡山県立津山東高校食物調理科の2年生39人が、10月23日、JA晴れの国岡山津山生姜部会の中井秀男さん(78)の畑を訪れ、ショウガの収穫を体験しました。収穫したショウガは授業で使うほか、コンテスト用にレシピを考案する予定です。
取り組みは津山市や地元スーパーマーケット、食品メーカーが共同で行う産官学民連携による「だし活(地元の食材とだしを活用したレシピコンテスト)」の一環。生徒は、中井さんからショウガの掘り方や茎の切り方の説明を受け、作業ごとに役割分担して約50㌔を収穫しました。
同部会は、調理師や栄養士を目指す生徒に、地域特産の津山産ショウガの植え付けや収穫などを通して、食材の大切さや生産者の思いを学んでもらおうと協力し、今年で11年目。同科の中村にこさんは「作業や病気のことなどショウガのことを知られて良かった。ショウガを掘ることがないので貴重な体験ができた」と話しました。