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農作業に学生が一役。県産米とジビエ贈る

農協精米きぬむすめ600㌔とイノシシ肉150㌔を受け取る大橋学長(右)と学生(左)

労働力不足が深刻な農作業の支援に、岡山市の環太平洋大学の学生アルバイトが一役買っています。今年度は、JA晴れの国岡山の瀬戸ぶどう部会、モモ部会山陽支部の法人で、学生アルバイトが計335時間の労働に汗を流しました。2月27日には地域農業への貢献に対し、JAがお礼の米とジビエを学生に贈りました。
大学周辺は桃やブドウの果樹産地を抱えています。作業のほとんどを人の手で行い、適期に作業をこなさなければならず、中核農家からは労働力確保についての相談や要望がJAに寄せられていました。JAは農業用マッチングアプリ「1日農業バイトデイワーク」の活用を進めていますが、周知や登録者の獲得が課題でした。一方で、同大学では学生のキャリアアップのため、農業を経験させたいとのニーズが高まっていました。そこでJAが農家と大学に働きかけ、両者のマッチングの場を設定しました。

今年度はサッカー部を中心に、夏場の繁忙期の袋掛けや収穫の作業で延べ95人がアルバイトをしました。初めて農業を体験した体育学部体育学科3年の増井駿亮さんは「思った以上に体力がいる仕事。農家の役割にふれ食べ物のありがたさを知ることができた」と話しました。
贈呈式では、JAの内藤敏男代表理事組合長、金光章代表理事副組合長から農協精米「きぬむすめ」600㌔とイノシシ肉150㌔を学生に贈りました。

大橋節子学長が「食について考え農業にかかわることで学生の学びを広げ、地域農業を支える力になりたい」と述べました。
内藤組合長は「食味ランキング特Aのおいしい県産米「きぬむすめ」と、農家を困らせているイノシシの肉を食べて国消国産、地産地消を応援してほしい」と期待を込めました。

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