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JAおきなわと連携 「作州黒」と「黒糖」で商品化

完成した試作品を披露するJA晴れの国岡山の内藤組合長(左)とJAおきなわの前田理事長

JA晴れの国岡山とJAおきなわが手を取り、特産の加工品作りに乗り出しました。岡山県勝英地区特産の黒大豆「作州黒」と、沖縄県特産の黒糖を使ってようかんを試作。商品化に向け、商品名やパッケージなどを検討中で、ようかん以外の加工品製造も視野に入れます。

加工品誕生のきっかけは、JA全中が1月19日に福岡市で開いた九州・沖縄地区の「大会決議・自己改革実践トップフォーラム。JA晴れの国岡山の関係者が、沖縄県産黒糖の生産現場の実情を聞き、特産の黒大豆とのコラボレーションをJAおきなわに呼びかけました。

ベースは、JA晴れの国岡山が以前から販売している「作州黒の味わいようかん」。黒糖の風味をふんわりと感じる、ほどよい甘さのようかんに仕上げました。1月に岡山市で開かれた中四国地区の同フォーラムで披露し、「黒糖の味と香りのバランスがよく、黒豆の食感も楽しめる」と参加者から好評でした。
黒糖の原料であるサトウキビは沖縄県の基幹作物で、県の農家の7割が栽培、耕地面積の4割を占めています。黒糖の生産は、離島部からの人口流出を防ぎ、国土の維持と防衛という重要な役割を担っていますが、需要低迷などの影響で在庫を抱えるなど厳しい状況が続いています。
「作州黒」は、全国でも有数の黒大豆の産地の岡山県勝英地区で栽培。大粒でコクと風味が豊かさが特徴で、商標登録によるブランド化にも力を入れています。

JAおきなわの前田典男理事長は「商品の開発を通して消費に繋げ、黒糖を全国に広めたい」と新商品に期待。JA晴れの国岡山の内藤敏男組合長は「2つの特産品の強みを生かした商品開発をすすめるとともに、両JAの連携強化の礎としたい」と展望します。


JA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」では、職員間の交流をきっかけに5年以上前から沖縄の産品コーナーを設置。同直売所を再編整備した大型直売所のオープンも4月に控え、加工品の取り組みも含めた「沖縄フェア」などを取り入れ、地域・協同組合間の連携強化、売り上げ拡大も目指します。

≫「作州黒」についてはこちら

 

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