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直売所で「初めてのおつかい」/総社市
専用売り場で買い物かごを手に子供向け「ベジ紙幣」で県産野菜を買い物する
JA晴れの国岡山は、8月31日の「野菜の日」を前に、地元の園児達が買い物体験などをする「ベジたべるスクール」と題したユニークな子育て支援活動を行いました。
総社市の山手保育園年長組15人が、県産のナスやキュウリ、「桃太郎トマト」「ひるぜん大根」などが並ぶ地元直売所で買い物を楽しみました。
園児は、仮想通貨「ベジ紙幣」500円相当を自分で作った専用財布に入れて買い物をし、店内のレジで精算しました。
買った野菜は家に持ち帰りました。体験後には、修了証書を配布。スクールのレッスンごとに、ナスやトマトが印刷されたシールを修了の証しとして貼っていきます。
JAが子育て支援や地産地消に力を入れると同市と連携することで、より地域に密着した食育活動としました。JA職員や生産者がクイズなどで野菜の大切さや栽培の苦労を伝えました。
同JAの営農担当を務める磯田健一常務は、「大型直売所のオープンに向け地域密着型の活動を行い、民間直売所との差別化を図りたい」と力を込めます。