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若手でチーム組織。地域農業活性化へ/総社市秦地区

順調な仕上がりを見せる「ピオーネ」

ハウス加温栽培のブドウ「ピオーネ」の出荷が始まった総社市秦地区で、若手農家が産地振興に熱意をもって取り組んでいます。同地区は、JA晴れの国岡山秦果樹生産出荷組合の40人が11㌶で「ピオーネ」「シャインマスカット」を主力に栽培。67年前からブドウ栽培が続く伝統ある産地です。
10年前から、ブドウ生産現場の高齢化や担い手不足などの課題解決を図るため、若手を中心とした「担い手チーム」を組織。新規就農者の受け入れや高齢化によって作業ができない農家をサポートするなど、後継者の育成と技術の伝承に努め、将来を見据えた取り組みで地域農業の活性化につなげています。
今年新たに研修をスタートさせた植松敬太さんは、研修園地で先輩農家から剪定作業など枝管理を学びながら、担い手園地4か所を切り盛りします。

植松さんは「学んだことをすぐに実践できるので理解度が深まる」と手応えを感じています。作業が重なった時など1人では対応できないときは、メンバーが駆け付けアドバイスや作業のサポートをするなど体制も万全です。
同出荷組合は、消費者ニーズに応じた品種の導入や一層の栽培技術の向上にも努め、高品質なブドウを安定生産・出荷することにより、高単価での販売を実現します。今季は春先の気温上昇や4月下旬の急激な降雨など、目まぐるしい温度変化に見舞われたものの、「ピオーネ」は色付きもよく順調に生育。甘さだけでなく程よい酸味もあり、爽やかなおいしさに仕上がりました。
佐山茂雄副組合長は「高品質に仕上がっている。皮ごとほおばって、余さず味わってほしい」と話しました。

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