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新規就農者支え販売額1億円へ/新見花卉部会

リンドウの株を植える佐藤さん(左)と作業を手伝う部会の仲間

JA晴れの国岡山新見花卉部会は新規就農者が次々と加わり、生産拡大を順調に進めています。昨年は過去最高の107万本を出荷し、選花場の受け入れ能力も限界に近づいてきました。

今年は新規就農者の2人が研修に励んでいる他、新たに1人が栽培を始め、農家27戸が4㌶を手掛けます。新たな選花場の整備も視野に3年先には150万本、販売1億円を目指します。
今年、就農したのは広島県から移住した佐藤亮さん。福山市で会社員をしていましたが、農業をしたいと一念発起。情報収集や相談をしていく中で祖父母の実家のある新見市に移住し、1人で切り盛りできるリンドウに決めました。
農業普及指導センター、県・市、JAなど関係機関の就農支援制度を活用。部会のベテラン農家の下で1年間かけて研修し、6月から本格的に栽培をスタートさせました。

佐藤さんは「自分一人だけではできなかった。産地で積み上げたノウハウのおかげ」と感謝します。
植え付け作業には部会の仲間やJA職員15人が駆け付けました。新規参入者にとっては移住したばかりの土地で地域とのつながりや馴染みが薄く、ほ場を整備するのも初めてで不安と困難に直面しました。1万8000株を手作業で1株ずつ植え、「労力面、技術面で先輩農家の手助けや教えに支えられた。仲間として認めてもらえるようしっかり管理したい」と力を込めます。
竹本元則副部会長は「仲間との共同作業や選花場の整備を機に部会の結束を強め産地をあげて新規就農者を積極的に受け入れる。安心して栽培を始めてほしい」と呼び掛けます。

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