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ラークススパー統一ブランド目指す/倉敷かさや統括本部・真庭統括本部

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ラークスパーについて話し合う両地区の生産者

JA晴れの国岡山真庭統括本部の蒜山花卉部会のメンバーが、11月25日、倉敷かさや統括本部のラークスパー研究会を視察しました。県内2大産地が交流を持つのは初めてで、今回の交流を起点に、直線距離で約90㌔離れた2地区のリレー出荷による統一ブランドを目指します。

ラークスパーの出荷時期は、県北部の冷涼な真庭では5月末から1ヵ月間と10月から12月初めまで、倉敷かさや統括本部管内で温暖な気候の笠岡市と矢掛町では10月末から翌年6月上旬までと、それぞれ異なります。


倉敷統括本部管内では約30年前からラークスパーの栽培がスタート。すぐに花弁が落ちることで注目されていなかったラークスパーですが、延命剤を使用することで約1ケ月花もちが続き、東京や大阪で認知されるようになりました。以前は葬儀などを中心に利用されていましたが、華やかで品種が多いため、ブーケや生け花、アレンジメントなど用途が広がり、今では市場から出荷を待ち望む声が届くまでになりました。ピーク時には20戸が栽培し、年間55万本を出荷する一大産地となっていましたが、高齢化や他品目への切り替えなどで離農が進み、現在は笠岡市と矢掛町の5戸まで減少。ただ、秋冬期ではいまだ全国シェア1位を誇る先進地です。
一方、真庭統括本部では蒜山地区で冷涼な高原気候を利用して6戸が栽培。他産地の端境期に出荷することから評価を得ています。


視察を受け入れた同研究会の濱田英世会長は「バラバラで栽培していたら出荷数が少なく市場では値段がつかない。合併を機に同じJAの産地として一緒にやっていきたい」と話します。同JAでは統一ブラントとしての高位平準化や販売、PRなどを強化していきます。真庭統括本部は「少しずつ生産者も減っている。数を増やして有利販売することで農家所得・生産者を増やしたい」と期待します。

 

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