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大正琴で仲間づくり/勝英女性部

大正琴を演奏する女性部員ら

JA晴れの国岡山勝英女性部は11月5日、勝央支店で文化発表会を開きました。芸術の秋に大正琴の優しいメロディーが会場を包み、続くコロナ禍で落ち込む気持ちを癒しました。
管内の部員41人12チームが参加。晴れの舞台で堂々と演奏し、練習の成果を発揮しました。
始まりは約30年前。当時、旧JA作東町の生活指導員だった岩本敏子(90)さんが、女性部の総会に大正琴の演奏家を呼んだことがきっかけ。メロディーに魅了され、女性部の活動に取り入れることを提案。奏法が比較的簡単なことや、みんなで楽しくできることから「やってみたい!」と輪が広がりました。
精力的に活動し、文化ホールでの発表会や全国大会へ出場したこともありましたが、部員の高齢化により年々、活動頻度は減っていきました。それでも2年に一度開かれるこの文化発表会だけは欠かさず参加してきました。「同じ趣味を持つ仲間と一緒に目標に向かって頑張ることが楽しい」と岩本さんは話します。
所属するJAさくとうしののめ会は「夫婦春秋」と「高原列車は行く」の2曲を演奏。毎月の練習でバス・アルト・ソプラノの3パートの音を合わせ、仲間と心を通わせてきました。また、集まった際に、近況報告をしあうことも至福の時間で、大正琴が生きがいとなっていました。
迎えた本番では「緊張して手が震えたけど、楽しく演奏できた」と安堵しました。「大正琴を通じて出会った仲間や過ごした時間は生涯の宝物。元気なうちは続けていきたい」と笑みをこぼしました。

 


 

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