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産地盛り上げ花ハス後継者/くらしき誠ハス出荷組合

花ハスの束ね方を試作する山崎さん(左)と守山会長

花ハスの出荷が始まったJA晴れの国岡山くらしき誠ハス出荷組合で、倉敷市庄地区の山崎正人さんが、技術を受け継ぐ後継者として産地を盛り立てています。
規格ごとに選別して20本を単位に束を作る父の典男さん。花をずらしながら1本1本ろうそく状に束ねる昔ながらの手法は熟練の技で、見栄えの美しさと商品価値を大きく左右する重要な作業です。

正人さんはハウス作業を手伝い、収穫を担当します。今年は出荷目前に、典男さんの体調不良で出荷をあきらめかけましたが、後継者として奮起。同出荷組合の守山周茂会長から、縦に花の並びを揃えて束ねるコツや注意点を聞き何度も試作を重ねました。山﨑さんは「先輩農家のサポートで父の育てる花ハスを1本でも多く消費者に届けたい」と話しました。
同出荷組合は全国でも数少ない「誠ハス」の産地で、倉敷地域北部を中心に生産者9人が約73㌃で栽培。休耕田の有効活用や転作の一環で栽培が広がりましたが、近年は生産者の高齢化や人手不足が課題となっています。守山会長は「花ハスは取り組みやすい品目。地元農家への声掛けなどPRを続け産地の維持につなげていきたい」と力を込めます。

 

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