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Iターンで就農「部会トップの収量目指す」/真庭蒜山トマト部会協議会

トマトの手入れをする中村さん

真庭市蒜山地区で大阪府からIターン就農してトマトを栽培する中村勉さんが、2年目の収穫を迎えます。7月中旬からの出荷に向け、誘引などの作業に追われています。
2年間の県の研修制度を利用し、JA晴れの国岡山真庭蒜山トマト部会協議会の部員のハウスで研修を受けました。本格就農した昨年は10㌃、今年は倍の20㌃と順調に規模を拡大。今年からは妻の厚子さんも栽培に携わります。
就農のきっかけは「健康」です。大阪では飲食店で朝早くから夜遅くまで勤務。当時3、4歳だった娘が起きる前に出勤し、寝てから帰る毎日で、休日もずっと寝てばかり。妻の2人目の妊娠がわかったとき「これではいけない」と一念発起しました。蒜山に住む妻の祖父が90歳を過ぎても元気なのは、農業が健康の秘訣ではないかと考え、就農を決意しました。就農してからは、子供たちと一緒に毎晩ご飯を食べ、学校のイベントにも参加できるようになり、成長を見届けられるようになったと笑顔を見せます。
主枝と実のバランスを維持するのが難しいという中村さんですが、ゼロから大きくなって実がなって出荷し、自分の作ったものが誰かの食卓にのっていると思うと「ゾクゾク、ドキドキする」と喜びを語ります。
「部会やJAなどたくさんの人の協力でやっと就農できた。産地が盛り上がるのなら、恩返しのためにも自分のような新規就農者から頼りにされるような農家になりたい」と話す中村さん。今後は「まともなものをしっかり作る。部会でトップの収量を目指す」と前を向きます。

 

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