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里から海へ命つなぐ「イエローダイヤモンド」スタート

イエローダイヤモンドをPRするJA全農おかやま(左)と当JA職員
SDGs達成に向けた機運が高まる中、JA晴れの国岡山蒜山アグリセンターが特産化を進めるスイートコーン「イエローダイヤモンド」の生産者は、「瀬戸内かきがらアグリ」事業への取組を開始しました。「瀬戸内かきがらアグリ」は、瀬戸内の牡蠣殻を地元で有効利用して循環型のアグリ事業に取り組み、同時に海や河川、田んぼ、畑、森林といった岡山の自然や瀬戸内海という”里海”を守るための挑戦。今回は里山の蒜山と、里海の瀬戸内海を命でつなぎます。今年度は3戸が瀬戸内の牡蠣殻を土壌改良剤として施用。次年度からは生産者全体に利用を広め、「蒜山の里山と里海、瀬戸内海を命でつなごう!」をキャッチフレーズに、他産地との差別化を図っていきます。
7月下旬には真庭市の道の駅「風の家」で、JA全農おかやまと協力し、PRイベントを開きました。JA職員が扮する「もろこしガールズ」が来場者に、牡蠣殻を施肥して育てた「イエローダイヤモンド」と新しい食べ方をPRしました。
同センターでは重量野菜の大根やキャベツに変わる特産品を作ろうと、高原気候で育つスイートコーンに着目。「蒜山産」「JA出荷」「黄色い品種」「朝どれ」を「イエローダイヤモンド」と名付けてブランド化。2020年に商標登録しました。
今年は10戸が14㌶で栽培。ブランド強化を軸に出荷の拡大を図り、昨年の3倍となる50㌧の出荷を目指します。木についたまま、鮮度が落ちるギリギリまで完熟させ、火山灰を含む黒ボコ、朝晩の寒暖差で糖度は18度以上、最高で21度にまでなり、甘さと旨味、はじける粒で年々ファンが増え、夏の蒜山を代表する特産品に成長しました。
イベントでは、道の駅風の家でイエローダイヤモンドを使ったご飯やJA全農おかやまの野菜ソムリエが考案したハンバーグやひげのスープ、スイーツなどの試食を行い、口にした来店者が「あまい!」と笑顔で頬張っていました。
岡山市内から訪れた家族連れは「蒜山のスイートコーンが大好き。今日いろんな料理を食べておいしかったので、夏休みの宿題として作ってみたい」と話しました。
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