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有望品種導入で他産地と区別化

「マスカットノワール」の生育を確認する筒井さん
勝央町ぶどう部会では、「マスカットノワール」を有望品種として導入する取り組みが加速しています。部会では47戸が16.1㌶で、高品質な「ピオーネ」や「シャインマスカット」を栽培していますが、「大産地と差別化できる、勝央町を代表する品種を育てていこう」と、6~7年前から新品種の導入に向けて活動を始めました。2021年には有望品種検討班を発足。これまで約20品種の食味や栽培法などの検討を重ね、同品種にたどり着きました。
同品種は「シャインマスカット」と黒系の「ジーコ」を両親に持ち、香りと食味がよく、種なしで皮ごと食べられます。濃い紫が特徴。着色がよく、病気にも強いこと、収穫時期が10月下旬から11月末にかけてと、同部会が作る品種より収穫期が遅く、作業分散が期待できることが導入の決め手となりました。現在約20人が50本以上を栽培。数年後の本格導入に向け、栽培技術の確立やPRなどを進めていきます。
今回ロゴマークやブランドの作成や商標登録、ホームページ作成などPRなどにかかる資金に利用する目的でクラウドファンディングを立ち上げ。注目を集めることで、品種や部会の知名度アップにも期待します。
同部会の有望品種検討班、筒井則雄班長(53)は40㌃で10品種のブドウを栽培。「マスカットノワール」は6年前から栽培を始め、現在少しずつ収穫できるまでになりました。「新品種の導入で他産地との区別化、ブランド化を図り、地域活性化、生産者の所得向上につなげたい。勝央町といえばマスカットノワール、マスカットノワールといえば勝央町といわれるブドウにしたい」と展望します。
5年以内に同班メンバーを中心に100本まで増やし、1万房を収穫予定で、今後JAや行政とも連携を取りながら、ブランド化につなげていきます。

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