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地域農業盛り上げ 黒大豆栽培に集中

黒大豆の様子を見る高井さん
JA晴れの国岡山奈義支部豆部会の高井智成さん(30)は就農7年目。昔ながらの農業を大切にしながら、新しい機械や技術を取り入れ、地域農業を盛り上げようと毎日の作業に励んでいます。
おじいちゃん子だった高井さん。小さなころから田んぼや畑に連れていってもらい、父は兼業農家で地域の人から農作業を請け負うなど、日常の中に農業がありました。
就農当初1.7㌶で始めた黒大豆栽培は昨年5㌶まで広がりました。黒大豆は除草に手がかかるため、今年は2.5㌶を初めて水稲に転換。黒大豆は2.5㌶で栽培します。
一昨年は猛暑と少雨で全国的に黒大豆が凶作で、高井さんもサヤがつかず収量が減少。昨年は畝間に水を張るなどして対策し、収量の回復に努めました。今年は梅雨が短く、記録的な高温と少雨で発芽率が低下、手作業で補植して対応。畝間かん水も行う予定で、異常気象に負けない工夫を凝らして産地を守ります。
「就農したてのころは豆が潰される夢を見るなど心配はつきものだった。少しずつ技術と経験を重ね、失敗も減ってきた」と高井さん。「年によって黒大豆は出来が左右されるが、全てをうまく作れるよう集中して作業したい。手作業が多い作物だが、機械を効果的に導入して省力化に努めたい」と展望します。
田植えや稲刈りのほか、ドローンでの防除も引き受け、地域の農業を支えます。「若手の生産者が少しずつ増えてはいるものの、まだまだ少ない。若い力を発揮し、地域農業を盛り上げていきたい」と意気込みます。


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