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農と食Agri and Food

家庭菜園

野菜 広報誌「晴ればれ」2023年8月号掲載

ラディッシュ サラダに彩りを添える

ダイコンと同じく冷涼な気候を好みます。短い日数で栽培できるので作期の幅は広がります。夏の高温期は根の形が悪くなりやすいので、寒冷紗で覆います。プランター栽培にも適しています。
岡山東統括本部 山陽支店 杉原 明の写真
岡山東統括本部
山陽支店
杉原 明
栽培スケジュール
栽培スケジュール

1.畑の準備

1㎡あたりの量
堆肥
280~350g
油粕
200g
(1)
野菜の肥料
90g
畑の準備の図
ソラのイラスト
ソラからのアドバイス

土壌水分の変化が少ない畑を選び、前作が片付きしだい早めに石灰をまいてよく耕しておこう。

2.種まき

床面を中央がやや高くなるようにならす。
種まきの図1
種まきの図2
手のひらで軽く押さえ、乾いていたらかん水する。

3.間引き

1回目
本葉2枚の頃、株元を押さえながら3cm間隔に間引く。 間引きの図1
2回目
根が肥大し始めた頃、5~6cm間隔に間引く。 間引きの図2

4.収穫

品種固有の大きさになったら、順次収穫する。
収穫の図1
収穫の図2
収穫の図3
[球形品種に生じる、異常形状と原因]
収穫時の結果を見て、連作に気をつける。
収穫の図4
収穫の図5
収穫の図6
収穫の図7
ポイント
良形づくりのポイント
高温下では品質のよいものが作りにくいため、プランター栽培なら、木陰か風通しのよい日陰などへ移動させる。密植も根形を崩す原因なので、遅れずに間引くようにする。土が湿りすぎのところでは、鮮やかな色になりにくいため、地表だけでも川砂を加えると品質アップにつながる。
注意
防ごう農作業事故!農薬を安全に使おう
□農薬のラベルで適用作物・使用量・回数・時期などを確認する
>防ごう農作業事故の図1
□農薬用マスク・不浸透性手袋・防護メガネ・長靴などを着用し、肌の露出部分を少なくする
>防ごう農作業事故の図2
□風の向きや強さ、時間帯などに注意し、近隣住民や周辺作物などに配慮して使用する
□農薬は施錠できる場所で保管する
□容器の移し替え厳禁(ペットボトルやガラス瓶など食品の空き容器に移し替えたことが誤飲・誤食の原因となった事例も)

おすすめ資材

(1)JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料
JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の写真
窒素・リン酸・カリに加え、微量要素をバランスよく配合し、野菜の元肥・追肥に幅広く使えます。
(2)化成肥料14-14-14
化成肥料14-14-14の写真
野菜・果樹・花など幅広く使えます。高成分なので少量投入で経済的です。
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岡山東統括本部 山陽支店

〒709-0816 岡山県赤磐市下市110
TEL 086-955-1221
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