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ブドウとの組み合わせでキクラゲ栽培/真庭市

出荷順調のキクラゲ

JA晴れの国岡山真庭統括本部では、菌床を使った試験栽培が進んでいます。遊休施設を使って栽培するキクラゲが最盛期を迎えています。年に限られた日数しか使用しない育苗施設などを利用し、新たな特産品の普及や農家の所得向上につなげます。
同市蒜山地区では、約50年前から冬場の農産物としてエノキタケやシメジの栽培を盛んに行ってきました。当時からの植菌のノウハウを生かし、3年前からマイタケ、キクラゲ、シイタケの試験栽培を順次始めました。キクラゲは出荷時期が7月下旬~9月と、ブドウの作業時期と重ならないため、ブドウとの複合経営を模索しています。

現在2企業と1個人が栽培。数年前は乾燥物が主流で生キクラゲは珍しく、近年テレビなどで取り上げられ、少しずつ需要が伸びてきています。一層の需要拡大へPRや販売に力を入れ、今シーズンは市場と協力し、一部スーパーで試験販売するほか、白いキクラゲの植菌にも着手しています。
今年度から新規就農者の受け皿としてブドウ栽培に着手した(一社)蒜山農業公社も複合経営を見据え、キクラゲの栽培を開始。野尻英晶事務局長は「キクラゲは光熱費もかからないので取り組みやすい。新しく栽培を始め農産物が地域に雇用を生み、農家の収入確保につながれば」と期待します。

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