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高校生×地域×JAで特産品を/真庭市

鉢上げ作業をする生徒

真庭高校久世校地生物生産科の生徒は3月24日、フルーツパプリカ「ぱぷ丸」の苗を鉢上げする作業を行いました。
「ぱぷ丸」は、JA晴れの国岡山真庭統括本部や真庭市などが行う小規模農家支援事業の一環で、2018年頃から栽培を始めました。同統括本部では2019年から同校に生産者に配布する苗の一部の育苗やPRなどの協力を要請。JAなどと一緒に普及や知名度向上に取り組んできました。

今年度も栽培技術などを授業の実習で研究。ハウスと露地の生育具合の比較や、何種類かの仕立方法を試すほか、食品科学科と協力し、レシピの考案なども行います。
今回は3月6日に播種し、3センチ程度に育った赤・黄・オレンジ各300本の苗をポリポットに鉢上げしました。

生徒は「色が絶対に混ざらないよう。外部に渡すものなので責任をもって作業して」など説明を受けた後、ピンセットを使い、1本1本丁寧に移植しました。
フルーツパプリカは生食にも向き、甘味が強いことが特徴。種が少なく、3色まとめて袋に入れて販売することで食品ロスやゴミの削減にもつながります。通常のパプリカの半分程度の生育期間で収穫できること、他に大きな産地がなく、多収が見込めることなどで導入を決めました。来シーズンは約70戸が栽培し、直売所などを中心に出荷します。
同校では真庭高校落合校地と統合を予定しており、同校地での最後の卒業生となります。
1年生から栽培に携わってきた2年生の生徒は「自分も高校に入るまでぱぷ丸を知らなかった。もっと大勢の人に知ってもらい、食べてもらいたい。学校が統合するのは寂しいが、後輩にしっかり引き継ぎたい」と意欲をみせました。

 

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