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生産者のこだわり詰まった大根漬物に/真庭市

「蒜山こだわり大根」を収穫する蒜山大根部会協議会の井藤文仁会長

 

真庭市蒜山高原特産の「蒜山こだわり大根」を今年も11月半ばまで出荷し、煮物やサラダの食材として選んで手に取る消費者が多く、シーズン通して人気となりました。
肥料・農薬・資材などの価格が上昇する一方、長年店頭での販売価格が変わらないダイコンにに付加価値を付けて販売し、農家所得の向上を目指そうと2002年から旧JAまにわ・全農おかやま・市場などが協力して「蒜山こだわり大根」の取り組みを始め、今では蒜山の冬の訪れを告げる風物詩の1つとして消費者に待たれる特産物になりました。
「蒜山こだわり大根」は、①たい肥・緑肥を使った土づくり②糖度が上がりやすく食味のよい品種の選定③寒締め栽培、の3つの条件で栽培。甘味と緻密な肌、みずみずしさが特徴の大根に仕上がります。今季は7人が2.2㌶で取り組み、11月1日に畑で抜き取り式を行いました。
JAと関係機関では、更なるブランド化を目指そうと、テレビ出演や出荷資材・イベント販売などでPR。今季は新たなファンづくりに期待して「蒜山こだわり大根」を使った漬物をジェイエイまにわ蒜山農産加工㈲と協力して初めて発売。漬物は1本ずつ手で皮をむいてカットし、素材を生かすように調整した調味液に付け込んで作ります。蒜山のダイコン特有の白さと、寒締め大根の甘さが際立つ漬物に仕上がりました。 
蒜山農産加工では「気温が下がって増した甘味・風味を生かして作った。一番おいしい時期のダイコンなのでぜひ食べてみて欲しい」と話します。JAでは「期間限定でしか提供できなかった『蒜山こだわり大根』を加工することで長く味わってもらえる。中間コストの削減などで農家所得の向上にも期待したい」と歓迎します。観光地としても名高い「蒜山」のブランドをフル活用し、今後も販売促進につなげていきます。

≫ひるぜん大根についてはこちら

 

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