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黄ニラをPRする岡本部長夫妻とRSKテレビの古米リポーター(右)。3月に「笑味ちゃん天気予報」で紹介

岡山東統括本部
赤磐吉井野菜生産部会 黄ニラ部 部長
岡本 昌 さん(79)

岡山東統括本部
赤磐吉井野菜生産部会 黄ニラ部 部長
岡本 昌 さん(79)

野菜

夫婦二人三脚いつまでも元気に 土地に合わせた黄ニラ栽培

 岡本昌さんは定年退職の前年に黄ニラの栽培をはじめ、今年で21年目を迎えます。80歳を目前に、「自分ができる範囲で」と妻・知枝さんとともに20アールで栽培を続けています。
 標高約300メートルに位置するほ場は、山のふもとに比べると3度ほど気温が低く、冬場には氷点下6度になる日もあります。ハウス内でも遮光用の黒マルチを含め6枚の防寒シートをかぶせ、寒さに負けない対策を講じています。
 少しでも良質なものを届けたいと、土地に合わせた栽培に余念がありません。是里特有の赤土は、そのままでは硬すぎるため、堆肥を混ぜ込み柔らかくすることで黄ニラに適した土づくりに努めています。また、近くに水場がないため離れた場所から毎回ホースを引き、かん水します。標高の高い場所にあるほ場での栽培はさまざまな苦労がありますが、知枝さんは「お互いの支えがあるから頑張れる」と笑顔で話します。
 20年以上続けても試行錯誤の日々だと話す岡本さん。「安全安心、安定して出荷できるよう心がけている。1年間途切れずに出荷できるよう、80、90歳になっても続けたい」と意気込みます。

黄ニラを収穫する岡本部長。夏場は1週間から10日、冬場は1ヵ月ほどで収穫し、JAへ出荷する
黒マルチで遮光し黄色に。是里は気温が低いためさらに上から数枚シートをかぶせている
収穫後は天日干しすることでさらに鮮やかな黄色に
柔らかく倒れやすいので筒状のものを巻いて栽培
長さ・重さを規格にそろえて出荷

空から望む - 赤磐市是里
農村に春の息吹 田舎の原風景を今に伝える

 赤磐市是里の写真
 赤磐市の東北部に位置する吉井地区(旧吉井町)。東部には、地名の由来にもなった岡山三大河川の一つである吉井川が流れています。山林が大半を占め、自然豊かな風景が広がります。
 撮影に訪れた是里は標高約300メートルに位置し、気象条件が合えば朝には雲海を望むことができます。昼夜の寒暖差や夏でも涼しい気候をいかし、昔からブドウを栽培してきました。同産のブドウを使ったワインは知る人ぞ知る名品で、毎年行われるワイン祭りには多くの観光客が訪れます。養分を含んだ肥沃な赤土でブドウ以外にも、ゴボウ・黄ニラなどの特産を栽培しています。
 是里では新規就農者への支援にも力を入れ、この10年で6組がIターンで新規就農し、町の活性化を担っています。地域の魅力を発信することで農家以外の移住者も増え、古民家カフェなど新たなお店のオープンにもつながっています。
管内の黄ニラ
黄ニラの写真
晴ればれレシピ

黄ニラのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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