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特産やまのいも銀沫(銀沫)出荷スタート/真庭市

銀沫を等級ごとに分ける生産者

真庭市特産のやまのいも「銀沫(ぎんしぶき)」の販売が11月1日にスタートしました。
10月27日には、同市勝山の中須農業センターで今年初出荷と目揃え会を行いました。夏場の好天で品質は好調で、出荷直前の雨で収穫の遅れを心配しましたが、初出荷当日には例年並みに約20戸が1.2㌧を持ち込みました。生産者が赤秀、秀、良、加工用の4種類に選果をして重さを量り、袋や箱に詰める作業を行いました。

あくが少なく、すって時間が経っても変色しないことや、粘りが強く、甘味・風味がよいことが特徴。栽培が難しく秀品が1割程度のため「幻のヤマノイモ」と呼ばれています。
今年度40戸が2.5㌶で栽培。11月末まで収穫し、今季17㌧の出荷を予定します。県内のスーパーやJA晴れの国岡山のオンラインショップなどで販売。例年12月いっぱいで完売します。
綱島孝晴組合長は「ヤマノイモは昔から日本で食べられ、健康にも良い。すりおろして、みそ出汁で割ってご飯にかけるとろろ飯やお好み焼きなどで食べてみて」とアピールします。
勝山観光協会物販飲食店部会の協力で「銀沫」を使った料理の提供や販売を行う「銀沫プロジェクト」も1日からスタート。スタンプラリーも行い、地域を挙げて特産を応援します。

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