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コロナ禍の離農防げ!設備投資に6億円支援

農機具の更新を支援し、27機を農家へ納めた初荷式

JA晴れの国岡山は、新型コロナウィルス禍で影響を受ける農家を特別金利や保証料助成の融資で支援し、農機事業と連携して設備更新や離農防止につなげています。経営復興に必要な資金の他、運転資金や農地購入、農機具購入、農業施設資金、農機具ローン借り換えなど幅広くカバーします。

主な資金は「農業まるごとローン」「新型コロナウイルス感染症対策資金」「農業近代化資金」。JAバンク岡山からの利子補給で借り入れ負担を軽減し、農業振興に役立てます。

農機具の展示商談会への相談ブースの併設、農機センターとローンセンターが情報共有しながら融資担当者が出向くなどして有利な資金を提案します。

米価下落で収入が減少した稲作農家向け支援策も実施。本年度は「米価下落にともなう設備投資サポート事業」を活用し、昨年12月末までに211件、6億3000万円を取り扱い、農機具の購入に結び付けました。
1月12日には新見農機センターで初荷式を開き、新年最初に農家へ納品するトラクター、田植え機、コンバインなど27台を用意。農作業の安全と農業の発展を祈願し、営農組合や農家の元へ届けました。

当JAは機械の選定から資金の活用まで相談を受け、コンバインの大型化や田植え機の機能向上による省力化を推進。田植え機を更新した同市の平営農組合の大隅正義組合長は「JAは事業の範囲が広く、機械だけでなく経営全般に役立つ情報提供や相談ができる」と期待を寄せます。

 

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