家庭菜園
野菜 広報誌「晴ればれ」2023年4月号掲載
エンダイブ 花蕾を食べる淡色野菜
冷涼な気温を好み、生育の適温は15～20度です。周年野菜ですが暑さに弱いので春播き初夏収穫、もしくは夏播き秋冬収穫がおすすめです。
岡山東統括本部山陽支店
杉原 明
杉原 明
栽培スケジュール
1.苗づくり
128穴のセルトレイに1穴2〜3粒播く。覆土は厚すぎず、播種後は十分にかん水し、新聞紙をかぶせるなどして乾燥を防ぐ。発芽後は新聞紙を取り、十分に日光に当てる。
本菜が2～3枚の頃3号（9cm）ポリ鉢に植え替える。
2.畑の準備
植え付け2週間前までに苦土石灰または苦土セルカ2号をまいて深く耕しておく。
植え付け1週間前に堆肥と野菜の肥料を施し、畝を作る。
植え付け1週間前に堆肥と野菜の肥料を施し、畝を作る。
1㎡あたりの量
（1）
苦土石灰又は
苦土セルカ2号
100g
苦土石灰又は
苦土セルカ2号
100g
堆肥
2㎏
2㎏
（2）
野菜の肥料
100g
野菜の肥料
100g
ソラからのアドバイス
酸性の土壌では生育不良になりやすいよ！最適ｐHは6.6〜7.2だよ。
3.植え付け
栽培床を平らにし、黒色ポリフィルムマルチを張る。
ポットの場合
本葉4〜5枚の頃、条間35㎝の3条株間35㎝に植え付ける。
4.軟白・収穫
サンからのアドバイス
ある程度大きく育った頃（直径約20〜25㎝）、紐で縛ったり段ボールなどをかぶせたりして、日を当てないようにすること（軟白処理）でエンダイブ特有の苦みを抑えることができるよ！
ある程度大きく育った頃（直径約20〜25㎝）、紐で縛ったり段ボールなどをかぶせたりして、日を当てないようにすること（軟白処理）でエンダイブ特有の苦みを抑えることができるよ！
プランター栽培にすれば身近なところで楽しめる。段ボールなどで簡単に軟白できる。
収穫直前に、初夏は3〜5日、秋冬は7〜10日くらい軟白処理し、株ごと手で抜き取る。
収穫直前に、初夏は3〜5日、秋冬は7〜10日くらい軟白処理し、株ごと手で抜き取る。
外葉を紐で包むように縛り、内部に日が当たらないようにする方法も。
ソラからのアドバイス
長く縛りすぎると株の中が蒸れて腐れることがあるので注意！
おすすめ資材
（1）苦土石灰又は苦土セルカ2号号
カキ殻を主原料とした有機質石灰でカルシウムのほか微量要素を含み、作物に大切な苦土を配合した土にやさしい肥料です。
（2）JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料
窒素・リン酸・カリに加え、微量要素をバランスよく配合し、野菜の元肥・追肥に幅広く使えます。
晴ればれレシピエンダイブのレシピ
「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています！
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください！
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください！
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